映像のモデルとは今年の2月にSNSを通じて知り合いました。 はじめはただの出会い系という感じで、彼女の学校での愚痴や、友達とのイザコザなどを話す相談相手といった立場で接していました。 それからまもなく、彼女からいきなり「親とケンカして家に居づらい。もう家出する」との連絡。 最初はそんなことはしない方がいいと引き止めていましたが、彼女の決意は意外に固く、ただ、家出をすると聞かされてしまっているわけで、そのままネカフェに泊まるという短絡的な行動を見過ごせず、その日限りという気持ちで中野にある私の自宅に招いたのです。 一日経てば頭を冷やして冷静になれるだろう。。そのようなつもりで、ほとんど親心に近い心境での提案です。 はじめて生で見た彼女は、いつもラインで話す印象とは違い、大人びた容姿に見えました。いつも愚痴っぽく、子供っぽいので意外なほど成熟した見た目とのギャップが鮮烈です。 とはいえ、その日は親とのケンカをして来たばかりということもあって、彼女もかなり沈んでいましたし、こちらも雨風をしのぐ屋根を貸すというだけのつもりですから、簡単な食事を与え、すぐに寝てしまいます。 その次の日、さすがにもう帰ると言い出すだろうと思い、こちらから切り出しはしませんでしたが反応を見ていると、なんのことはない全く気にもしていない様子で、さも当然のように居座る構え。というか、ノリ的にはもともと同棲していたくらいに自然です。 こちらもある意味、手を差し伸べた格好で家に招いていますから、急に態度を変えて帰るよう促すことも出来ず、なんとなく彼女の方から帰ると言い出すまで見(ケン)ということになります。 そうするうちにずるずると、3日が過ぎ、一週間が過ぎ……。いつのまにか本当に同棲しているようになって来ました。 はじめて手を出したのは10日目くらいです。